TinyCoreLinux
Tiny Core Linuxのインストール
概要
本ページではTiny Core Linuxをインストールする手順を解説します。
変更履歴
- 2010/02/21 : ISOイメージがなくてもインストールできたので説明を変更
- いつだったか : 初版
用意するもの
- インストール対象となるPC(USBブートに対応していること)
- USBメモリなりSDカードなりのメモリ類
- Tiny Core LinuxのCD-ROM
- (CD-ROMドライブがないPCの場合)外付けCD-ROMドライブ
インストール手順
- CD-ROMからTiny Core Linuxを起動する。
- デスクトップの下部のAppsを起動する
- メニューバーの「File」→「Connect」を選択する。
- Searchボックスで「dos」と検索し、syslinux.tczとdosfstools-3.tczをインストールする。
- 左のリストで選択して、「Install」ボタンをクリック。
- デスクトップを右クリックし、「Shells」→「Root Shell」の中のどれかを(単に色の違いなのでお好みで)選択して、シェルを起動する。
- 次のコマンドを実行して、CD-ROMをマウントする。
mkdir /mnt/cdrom
mount -o loop /dev/cdrom /mnt/cdrom
- 「usbinstall」コマンドを実行する。
- USB Boot typeを選択する。「e」を入力する。
- 接続されているUSBの一覧を表示するか尋ねられる。「Y」を入力する。
- 表示された一覧を参考に、USBデバイスのデバイス名を入力する(例: sdb)。
- インストールか、アップグレードかを選択する。インストールを行うので「i」を入力する。
- インストールに使用するTiny Core Linuxのデータ元を選択する。CD-ROMからインストールするので、「r」を選択する。
- tinycore.gzがあるディレクトリを指定する。
/mnt/cdrom/boot
- ブートオプションに何か設定する場合はここで入力可能である。必要なければ空のままEnterキーを押してかまわない。
- タイムゾーンはここで設定可能なので、設定しておくと良い。
tz=GMT+9
- Ready to proceed.と尋ねられる。「y」を入力する。
- USBデバイスを完全に削除して良いか尋ねられる。確認して、「y」を入力する。
- インストールが開始する。「USB EXT installation has completed」と表示されたらインストールは完了である。Enterキーを入力してインストーラを終了する。
- CD-ROMを取り出し、「reboot」コマンドを実行して再起動する。
- Tiny Core Linux がインストールされたUSBデバイスからPCを起動し、Tiny Core Linux が起動することを確認する。